特色ある教育活動

総合的な学習の時間

共に生きる

本校では、「総合的な学習の時間」のテーマを「共に生きる」~亘理町や地域に生きる多くの方々との触れ合いを通して,人の生き方や自己の生き方について考えを深める~とし、地域に根ざした教育活動に取り組んでいます。

 

1学年テーマ「ふるさとを知る」

1学年の学年テーマは「ふるさとを知る」です。①亘理町の歴史や産業,文化,行政等に目を向けさせ,地域に対する理解を深める ②課題の設定・追究を通して学び方を身に付ける を目標としています。この目標達成のために、地域産業である「いちごの栽培」を学びます。

仙台いちごのビニールハウス栽培の体験

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  地域のJAの方を講師に迎えて、いちごハウスのビニールがけ・畑づくり・苗の植え付け・いちごハウスの管理(水やりなど)と苗の観察・いちごの収穫など、いちご栽培に関する一連の作業を体験します。

 

2学年テーマ「ふるさとに学ぶ」

 2学年の学年テーマは「ふるさとに学ぶ」です。亘理町内における職場体験学習を通して、働くことに関する生きた情報を習得させ、互いの学びを共有することで望ましい勤労観・職業観を身に付けることを目標としています。

目標達成のために、職業人に話を聞く「キャリアセミナー」や実際の職場訪問して仕事を体験する「職場体験学習」を行っています。

また、その他に、亘理町の郷土料理である「はらこ飯」づくりを体験し、その調理方法を学びます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 職場体験学習は町内の役場や事業所などに御協力をいただき、様々なことを教えていただきながら仕事を体験させていただいています。また、「はらこ飯」づくりでは、吉田東部地区婦人会の方々を講師としてお招きし、はらこ飯の調理方法を体験しながら学びます。

 

3学年テーマ「自己の生き方を考える」

3学年のテーマは「自己の生き方を考える」です。他地域の歴史や産業弥文化などに触れ、社会に対する視野を広げて互いの考えや学びを共有しながら、自己の生き方について考えを深めることを目標としています。

目標達成のために、日本の社会をつくるの様々な文化や歴史を「観る」「触れる」「体験する」ことを通して学ぶ修学旅行や東日本大震災や阪神・淡路大震災で実際にあったことを通して、災害前の心構え、災害時の行動、災害後の家族や地域への貢献について学ぶ防災学習を行っています。

また、地域に貢献する活動として、全校生徒で地域の清掃活動を行う「クリーン活動」をしています。

 クリーン活動クリーン活動

 

 

 

 

 

 

 

 

「クリーン活動」では吉田東部地区町づくり協議会の皆さんに協力をいただき、清掃活動をしながら町の施設の歴史等の講話もしていただきます。