校長あいさつ
吉田中学校は、今年度、開校80年目を迎えます。現在までに6,000名を超える卒業生を送り出しており、多くの卒業生が町内はもちろん、日本中、世界中で活躍しています。2011年の東日本大震災では、学区のほとんどが津波の影響を受けました。本校も床上70㎝ほどの浸水でした。そのような中、本校を卒業して地元で頑張っている方や多くの地域の方々が、復興のために力を尽くしてくださり、生徒たちは、以前と変わらず勉強や運動、行事などを行うことができています。
今年度の生徒数は52名です。開校当初は400名を超えていましたが、少子化や東日本大震災の影響で生徒数は減少してきています。令和10年度には、亘理町の学校再編により、亘理中学校と統合になります。
統合が目前に迫っていますが、生徒たちには、この吉田中学校の伝統を継承し、新たな歴史を創る担い手として活躍できるように、中学校生活に全力で取り組ませたいと考えております。また、ふるさと「吉田」を愛し、ここで過ごした時間、風景、思い出を心に深く刻んでほしいと思っています。そして、他を思いやり、他と協力し、自分の心も大切にして生きていってほしいと願っています。
本校では、保護者の皆様や地域の皆様にたくさんの協力をいただいております。学校敷地内には、いちごのビニルハウスがあり、地域の方とともにイチゴ栽培を行っております。その他にも、秋のはらこ飯づくり体験、春と秋の海岸清掃への参加など、地域の方に大きく支えられています。地域で子どもを育てるという伝統を、現在の中学生にも実感させ、自分たちが大人になった時に、地域の一員として子どもたちを支え地域を創っていってほしいと思っております。
これからも、皆様とともに生徒の成長を支えていきたいと思っておりますので、皆様にも生徒たちを見守り支えていただければ幸いに存じます。教職員一同、生徒たちの未来のために尽力して参りますので、御支援をよろしくお願いいたします。
亘理町立吉田中学校 校長 佐藤 広昭